成功者ほど陥りやすい!英語習得の3つの落とし穴
Hello, everyone! オンラインAI英語コーチのサヤコです。

「一流企業で重役を務める自分が、未だにTOEIC®で900点を取れないのはおかしい。」
「この年齢で英検®準1級を持っていないのは恥ずかしい。」
・・・
高学歴の英語学習者に、特によくあるお悩みです。学業でも仕事でも着実に結果を出してきた方ほど、英語においても自分に高い基準を課してしまう傾向があります。
そしてその基準が満たされないとき、「努力が足りないのか」「勉強方法が間違っているのか」とネガティブなスパイラルに陥りがちです。
しかし多くの場合、問題は努力でも方法でもありません。目標そのものの立て方と、英語学習に対する姿勢に大きな落とし穴があるのです。
今回は、英語習得過程でよく見られる3つの落とし穴と、それぞれの対策をご紹介します。
目次
- 落とし穴① 目標の動機が「外」にある
- 落とし穴②「事実」と「ストーリー」が混ざっている
- 落とし穴③「最短で英語を習得できる方法」探しに夢中で、肝心の学習が後回しになっている
- まとめ
落とし穴① 目標達成の動機が「外」にある
落とし穴:他人軸で目標を立てていないか
「この年齢と肩書で、TOEIC®900点未満は恥ずかしい。」「同僚や部下に、英語ができると思われたい。」
英語習得の目標を立てるとき、気づかないうちに他者の目線が動機の中心になっていることがあります。
さらに、SNSなどで「○○点を目指します!」と宣言することで目標が一人歩きしてしまい、現実との乖離が見えてきても引き下がりにくくなるケースも少なくありません。
ですが他者の評価を動機にした目標は、達成できなかったときの精神的ダメージが大きくなりがちな上、達成できたとしても満足感が長続きしにくい傾向があります。
対策:動機の出所を確認する
目標を立てる前に、それが自分の内側から来ているもの(内的動機)かどうかを一度確認してみてください。
「海外のクライアントと、対等に交渉できるようになりたい。」
「自分の研究を、国際学会で英語で発表したい。」
こうした目標は、英語で何をしたいのかという自分自身の願いに根ざしています。
周りではなく、自分の内面から湧き上がる動機から目標を立て直すことが、モチベーションを落とさずに継続できる英語学習の土台になります。
落とし穴②「事実」と「ストーリー」が混ざっている
落とし穴:出来事に、都合の良い解釈を足していないか
英語習得の場面でも、事実とそこに加えた解釈が、意識しないうちに混ざり合ってしまうことがあります。例えば、こんな状況を想像してみてください。
事実: 先月受けたTOEIC®の結果が885点だった。ストーリー: いつも目標を達成してきた自分が、900点が取れないのはおかしい。大学でも、英語の点数は良かったし。あの日はたまたま苦手な問題が多く出ただけだ。来月また受ければ、きっと900点に届くはずだ。
「事実」はスコアが885点だったということのみです。それ以外はすべて、後から付け加えた「ストーリー」です。
ストーリーは事実ではないにもかかわらず、私たちはそれをあたかも事実かのように扱い、次の行動を決めてしまいがちです。
対策:「事実」を「ストーリー」から切り離す
現状を整理するとき、まず事実だけを書き出してみてください。
「先月受けたTOEIC®のスコアは、885点だった。」
それだけです。
この客観的な事実を出発点にすると、不必要な焦りや自己批判が静まり、次のステップを冷静に考えやすくなります。
事実をストーリーから切り離す。これは現状をメタ認知し、フラットに見つめ直すための、シンプルかつ有効な方法です。
落とし穴③「最短で英語を習得できる方法」探しに夢中で、肝心の学習が後回しになっている
落とし穴:英語攻略法を調べることと、英語学習とを混同している
「もっと効果的な英語学習法があるはずだ。」
英語攻略情報が溢れかえっている日本社会でそう推測するのは、ごく自然なことです。
カリスマ英語コーチの解説動画を見たり、おすすめ教材をネットで調べたり。英語というトピックに触れているので、なんとなく「勉強した感」が生まれます。
ところが数ヶ月、または数年経っても、「これだけやっているのに、なぜ伸びないのだろう」と感じる。
理由は、実のところ、肝心の英語学習自体には大して時間をかけていないからです。
その「やっていること」のほとんどが、英語学習の攻略法を調べることだったとしたら、それは学習時間ではなく、英語学習の準備時間です。
対策:方法はいったん決めて、一定期間続けてみる
どんな方法も、実際に体験してみなければ自分に合うかどうかはわかりません。
まず一つの方法に決め、一定期間続けてみる。それだけで、「最も効果的な英語学習法」探しのループから抜け出すことができます。
ただ、「何を選べばいいか」という判断は、簡単ではありません。情報が多い分、自分の目標やレベルに本当に合った方法を見極めるには、ある程度の経験と知識が必要になります。
そこを一緒に整理するのが、コーチの役割の一つです。
まとめ
英語学習に停滞を感じるとき、多くの場合その原因は意志の弱さでも能力の問題でもありません。
目標の動機、現状把握、実際の学習時間。この3つのどこかに原因が潜んでいることがほとんどです。
英語習得の動機を内面に見つけ、事実とストーリーを切り離して現状をフラットに見つめ、学習法探しではなく学習そのものに時間を使う。この3つが、効果的な英語習得につながる確かな土台になります。
正しい努力は、裏切りません。
ご自身の目標設定や学習方法を一度客観的にメタ認知したい方は、ぜひ無料英語学習カウンセリングをご活用ください。


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