多くの学習者がスルー!? 英語の意外な残念ポイントTOP 3
Hi everyone! オンライン英語講師&
コーチ・サヤコです。
今回の記事では日々英語を教えている
中で散見する、日本人がスルーしがちな
英語の残念ポイントと改善方法を
ご紹介します。
それでは、早速見ていきましょう!
目次
- 🥺 残念ポイント① アクセントの位置がずれている
- 🥺 残念ポイント② イントネーションに無頓着
- 🥺 残念ポイント③チャンクを気にしない
- 改善策は?
- 😃 改善ポイント① まずは自分の残念ポイントを「意識」する
- 😃 改善ポイント② リピーティングを試してみる
- 😃 改善ポイント③ シャドーイングを毎日の習慣に取り入れる
🥺 残念ポイント① アクセントの位置がずれている
カタカナ英語を直したいと、LやRなどの
発音矯正に勤しむ方をよく見かけますが、
意外に放置されているのがアクセントの
位置です。
実は英語のアクセントは、日本で一般的に
考えられているよりもはるかに重要です。
発音自体は正しくてもアクセントの位置が
ずれると、途端に通じにくくなるからです
(例:event, report, manager)。
ですから新しい単語を学ぶ時は、発音記号と
ともにアクセント記号の位置もチェック
しましょう。
また、弱く言うべき部分を強く言うと途端に
カタカナぽくなってしまうので、弱い部分を
意識するというよりは強い部分を強調する
ことを心がけましょう。
🥺 残念ポイント② イントネーションに無頓着
アクセント以上に軽視されがちなのが
イントネーションです。
特に疑問詞を使った疑問文や、長めの
Yes/Noクエスチョン(YesかNoで
答えられる質問)に苦戦される方が
多いようです。
実際私のレッスンを受けてみて
「イントネーションがこんなに重要
だなんて初めて知った」と言われる方は
少なくありません。
イントネーションは、英語のリズムや響きを
作り出す上で欠かせない要素です。
イントネーションが正しくないと会話を
単調にし、聞き手に退屈さを与える
可能性さえあるのです。
また「この人は自分の話に興味がないんだな」とか「なんだかぶっきらぼうな話し方を
する人だな」と思わぬ誤解を与えかねません。
🥺 残念ポイント③チャンクを気にしない
チャンクとは、文やフレーズの一部を意味の
ある単位として認識する言語学上の概念、
つまり平たく言えば「かたまり」です。
そしてテキストの音読をする時などに、
このチャンクの位置を気にしない方が
非常に多いのです。
特に初心者の場合、ほぼ全員が当てはまると
言っても過言ではありません。
このチャンクの存在も意識していなかった
という方が少なくなく、私が細かく矯正するとかなり驚かれることがあります。
しかし英語を話せる人間からすると、
チャンクを無視した英語を聞いていると
少なからず違和感を感じるのです。
日本人の私でさえそうなのですから、
英語のネイティブスピーカーは
なおさらでしょう。
改善策は?
それではどのようにすれば、これらの
残念ポイントを改善することができる
のでしょうか?
まずは以下の3つの方法をお試しください!
😃 改善ポイント① まずは自分の残念ポイントを「意識」する
例えば「猫背を治そう」と思った時には、
まずは「猫背になっている自分に気づく」
ことが重要ですよね。
これらの残念ポイントも同じことです。
普段英語を話している時に、まずは
「アクセントの位置、イントネーション、
チャンク」を正しく使えているかどうかを
意識してみてください。
「なんだか怪しい」「どうも自信がない」と
感じた場合は、スマホアプリなどで録音して
客観的に聞いてみたり、英語のレッスンを
受けてみましょう。
その上で、次のステップに進んでください。
😃 改善ポイント② リピーティングを試してみる
音読のやり方にはいくつか方法がありますが、
矯正のために効果的なのがリピーティング
です。
やり方は簡単です。音声付の英語教材を
用意し、以下のステップを繰り返すだけです。教材は、ご自身の目的やレベルに合わせて
お選びください。
- 音声を流し、1文ずつ止めながら、チャンク(かたまり)ごとにスラッシュ(/)を入れていく。ピリオドの後は、ダブルスラッシュ(//)を入れても良い(例:Since the weather was lovely,/ I decided to take my dog / to the park.//)
- 再度音声を流し、1文ずつ止める。この時、どこにアクセントが置かれているか、語尾が上がっているか下がっているかをチェックする
- チャンク(スラッシュごとのかたまり)を意識しながら、真似して発話してみる
😃 改善ポイント③ シャドーイングを毎日の習慣に取り入れる
リピーティングと同じく、発音矯正に
欠かせないのがシャドーイングです。
リピーティングに比べると気軽に実践
できるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れて
みてください。
こちらもやり方は簡単です。必要なのは
英語の音声だけですが、慣れないうちは
教材があった方が良いでしょう。
もちろん、改善ポイント②のリピーティングと
同じ教材を使っても大丈夫です。
リピーティングと違い、シャドーイングを
行う時は音声を止めないでください。
聞こえてきた音をそのまま真似て話し
続けるだけです。
音声に「影のようについていく」のが
目的なので、シャドーイングと呼ばれて
います。
この時「何を言っているのかわからない」と
感じても、問題ありません。また後日詳しく
解説したいと思いますが、シャドーイングの
やり方にも何種類かあるからです。
今回ご紹介しているタイプはプロソディ
シャドーイングと呼ばれ、「聴こえてきた
音声を復唱することだけ集中」するのが
目的です。ですから、音声の内容を理解する
必要は特にないのです。
いかがでしたか?これら3種類の残念
ポイントを矯正するだけで、スピーキングの
フルーエンシー(流暢さ)は格段にアップ
します。「自分一人だと自信がないな」と
感じる方は、ぜひ一度無料体験レッスン&コーチングにお申し込みください!
最後までお読みいただき、ありがとう
ございました。今後も皆さんが有益と
感じてくださる情報を発信していければと
思っています。
Have a lovely day and see you again soon 😊