勉強法も多種多様
毎日のように英語を教えていてつくづく感じますが、語学の効果的な勉強方法は人によって異なります。私の場合は質より量を重視して、大好きな推理小説や海外ドラマをとにかくインプットしまくります。楽しいので苦にならないし、ネイティブスピーカーが使っている自然な表現に接することができるからです。
例えば先日、アメリカのコメディーをイタリア語の音声と字幕で観ていた時、聞き慣れない単語が使われました。話の流れから「彼女に捨てられた」と言っていることは分かるのですが、私が知っていた表現とは違っていたのです。なので辞書で調べてみると、英語ではdrop、つまり「落とす」という意味のイタリア語でした。
ちなみにこういった状況でよく使われる英語の単語は、投げ捨てるという意味のあるdumpです。これもテキストにはなかなか出てこないナチュラルな表現なので、ぜひ使ってみてください!
写真:鴨川、京都