「これさえやれば英語はOK」の落とし穴

How’s your week been? オンライン英語講師＆
コーチ・サヤコです。

「〇〇をやればバッチリだって YouTube で
言ってたんですけど、どうですか？」こんな
ご質問を生徒さんからいただくことが
ありますが、私の答えは残念ながら、
ほとんどの場合Noです。今回は、その
理由と対策をサクッと解説していきます。

でもこれって、現実的でしょうか？
分かりやすい例として、バナナ
ダイエットを挙げてみましょう。
「朝、バナナを1本食べるだけ」という
このシンプルなダイエット法は
一時期大流行しました。でも
少なくとも私の周りで、この方法を
継続している人は一人も思い当たり
ません。なぜなら一時的に効果が
あったとしても持続可能な方法とは
言えないからです。そして英語学習も、
実はこれと全く同じなのです。

🇬🇧 まずは自己分析を

それではどうすれば良いのでしょうか？
正直手っ取り早いのはプロの力を
借りることですが、諸事情で
自力でやるしかない場合も多い
でしょう。そんな時には、まず
自己分析をしてみましょう。

なぜ英語を習得したいのか？
習得したら何が得られるのか？
習得できたら、どんな気分になるのか？
習得できなかったら、どんな気分に
なるのか？

これらを、とことん突き詰めて
みるのです。そしてこれらの質問に
スラスラ答えられるようになるまで
ご自分のモチベーションを言語化
することができるようになってから、
具体的な目標や勉強方法を決めて
いきましょう。

🇬🇧 そしてカイゼンあるのみ

目的や目標を定めるのは、英語習得に
非常に重要です。でも意外に軽視され
がちなのが、振り返りと軌道修正です。
つまり、PDCAのCとAの部分のことです。
特に「これさえあれば OK」という思考に
偏りがちな人々は、この作業が苦手な
傾向があります。

「うまくいっていないこと」を直視
するのは、ほとんどの人にとって
あまり愉快ではない作業です。でも
「最初に決めたから」という理由だけで
特定の学習方法やテクニックに固執して
いると、せっかくの努力と時間を無駄に
してしまいます。

だからこそ、定期的に進捗状況と
学習方法を見直し、目標への道筋を
細かく軌道修正していく必要が
あるのです。もし「一人ではキツいな」
と思った時は同じように英語を勉強
している人とグループを作り、定期的に
上達具合を報告し合うのも良いでしょう。
ただこの時、他の人と自分を比べたり、
グループに所属することが目的になって
しまわないように注意が必要です。